田舎で仕事をしたい人必見!!移住する前に知っておいてほしいこと3選

田舎で仕事をしたい

こんにちは。

牧場webライターのふじけんです。

  • もう人が多い都会の生活に疲れたよ…田舎でいい仕事ないかな…
  • 家庭の事情で田舎に帰らなきゃいけないんだけど、地元に仕事あるかな…
  • 資格とか特に持ってないんだけど、田舎でも今くらいの給料をもらえる仕事ってあるんだろうか…
  • 正直パソコンとか使えないけど田舎でできる仕事ってあるのかな…
  • 田舎でのんびり仕事したいけど、今より収入が下がるのは嫌!!

このようなお悩みを持つビジネスマンや主婦の方は多いのではないでしょうか⁇

都会で生活をしていたり、毎日ぎゅうぎゅうの満員電車で通勤していると、田舎での生活って憧れますよね。

  • どこまでも高く青い空
  • 澄んだ美味しい空気
  • 360°どこを見ても大自然
  • 採れたてのみずみずしい新鮮野菜
  • すぐ近くで出逢える野生動物

都会にはない魅力が田舎にはいっぱいあります。

僕も数年前に埼玉から北海道の十勝地方に移住してきて、今は田舎生活を満喫中です。

田舎でのんびり仕事をする生活には憧れるけど…

  • 収入が下がるのは困る
  • 生活の質はなるべく落としたくない
  • 子供の養育費くらいは稼ぎたい

その気持ちよ~~~くわかります(笑)

田舎では仕事がなかったり、給料が安いってよく耳にしますもんね。

でも実際はそうでないことも多いんですよ。

田舎で仕事をしながら今のような収入を確保したい、そんなちょっぴりわがままなあなたは必見です。

 

田舎の仕事あるある~その1~仕事がない⁉

田舎では仕事がない。

そんなことをよく耳にしますが、そんなことはありません。

正確に言えば自分が求める職種や、希望する給料を払ってくれる仕事が少ないということ。

田舎は深刻な人手不足を抱えているところが多いです。

そのため職種を選ばなければ、いろんなところで求人はあります。

製造業、医療、1次産業(農業・漁業・林業など)、もちろん営業職やスーパーのパートなども。

特に1次産業は基本的に人手不足ですから、正社員やバイトなど求人を出しているところが多いですね。

でも農家や牧場の仕事ってキツイし、汚いし、危険ってよく聞くけど…

まあ確かにそうですね。

危険はあまりないですけど、汚れやすいのはありますね。

生き物相手の牧場(牛や豚など)の場合は作業着が汚れることはよくあります。

しかし作業着の洗濯は牧場でできるところが多いので、家に持って帰って洗う心配はあまりありません。

あとキツイのは朝早起きすることが多いくらいでしょうか(笑)

基本的に農家さんは朝早くから動き出し、夜は早く寝る方が多いです。

ですからある意味で自然に沿った健康的な生活を送れますよ。

また田舎ではパソコン1台あれば仕事ができるって言われる方もいますが、それは半分嘘です。

その方は元々そういう仕事をしていたからリモートワーク生活できているだけ。

例えばエンジニア、プログラマー、コンサルタント、ライター、オンラインカウンセラー、オンラインネットショップ運営など。

これらの仕事はすでに実績と経験値があれば世界中のどこにいても仕事ができますが、それを「田舎で仕事をするために必要なので、学校に通って学んでください!!」というのはあまりにも無責任でしょう(笑)

数年後に田舎に引っ越す予定があるのであれば、今のうちからプログラミング講習などを受けてリモートワークのスキルと経験と積むのはとてもいいことだと思いますが。

でもそんなことにお金と時間をかけたくないのが本心じゃないですか(笑)⁇

今までの仕事のスキルや経験をそのまま生かせる職場が見つかれば、それに越したことはないですから。

仮に見つからなかったとしても製造業や農業などは毎日同じ作業をやることが多いので、慣れてしまえばあまり負担なく楽しく仕事ができますよ。

 

田舎の仕事あるある~その2~給料が安い⁉

正直なところ田舎は都会に比べたら給料は安いです。

えっ…それだと生活に困るんだけど…

まあ最後まで話を聞いてください(笑)

確かに給料は安いです。

月収20万円以上もらえればかなりいい方かなと。

ただ働く場所や職種にもよりますが、未経験でも25万円以上をもらえる仕事もありますよ。

あと田舎の場合、定時で上がれることが多く、残業も少なめです。

また残業した分だけ残業手当がもらえる職場が多いですね。

よく「固定残業代40時間分を含む」など求人募集で見ませんか⁇

そんな職場で働いたことがある人はわかると思いますが、ほぼ40時間以上残業しますよね(笑)⁇

40時間超過した分の残業代をもらえればいいんですが、もらえない場合もあると思います(僕は超過分をもらえない経験したことがあります笑)。

ただの働き損だけはしたくない

その点、田舎ではちゃんと残業代を払ってくれる職場が多いので、働いた分だけお金になりますよ。

また最近は兼業や副業がOKな職場も多いので、「ちょっと今月は出費が多いなぁ…」というときは週末や時間があるときにバイトをするのもおすすめです。

例えば1日農業バイトというサービスがあり、その日だけ農家さんの手伝いをすることもできます。

1日バイトアプリ daywork|あなたの休みの日だけ 1日バイトしてみませんか?
1日バイトアプリ daywork あなたの休みの日だけ 1日農業バイトしてみませんか?お待ちしております

平日は定時で仕事を終えてゆっくり休み、週末はちょっといつもと違った仕事をしてみる。

お金が足りなくてど~~~しても困ったときは、農業バイトはありですよ。

 

田舎の仕事あるある~その3~資格がないとダメ⁉

田舎で仕事をするのに、特殊な資格などを持っていれば、もちろん仕事を選ぶ幅は広がります

特に医療系や建築系などは仕事がなくならないので重宝されると思います。

でも特殊な資格を持っていなくても歓迎してくれる職場もたくさんあるので、そのあたりの心配は不要かと。

ただ田舎で仕事をする、生活をするのなら普通自動車免許は持ってないと厳しいです。

電車が走っていなかったり、そもそも電車の本数が少ないところが多いので、車が生活の足となります。

営業の仕事をする場合でも「ちょっと外回り行ってきます!!」が数十キロ先のお客様ということも普通だったりします。

ですから最低限、普通免許は取得しておきましょう。

またペーパードライバーでも大丈夫ですよ。

田舎は道自体が広いですし、街をちょっと外れれば車通りも少ないことが多いです。

のんびり運転する場所はたくさんありますのでご心配なく。

また雪が降る地域では雪道の不安もあるかもしれませんね。

僕も最初に十勝に来たときは雪道にビビりまくってました。

でも徐々に雪道運転のコツを覚えていったので、雪道デビュー初めての冬でも峠を走れるくらいになりましたよ(笑)

スタッドレスタイヤの装着とブレーキのかけ方を間違えなければ大丈夫です。

あと職場によっては社用車をプライベートでも使わせてくれるところもあります。

田舎生活に車は必須なので、車をお持ちでない場合は用意してくれる職場は魅力的かもしれませんね。

 

田舎でちょっと変わった仕事を探すコツ

今までやってきたような仕事もいいんだけど、ちょっと変わった仕事もしてみたい。

そんなことを考えている方には、下記のような仕事がおすすめです。

  • 地域おこし協力隊
  • 1次産業に関する仕事

地域おこし協力隊はご存知の方も多いのではないでしょうか。

地域おこし協力隊|ニッポン移住・交流ナビ JOIN

その地域に引っ越し、街や特産物のPRをしたり、農作業の手伝いなどをするときもあるようです。

給料は安定しており任期はだいたい1年以上3年未満。

その土地が気に入ったらそのまま住む人も多いそう。

地元の方たちと協力していく仕事が多く、割と自由度も高めで様々なことにチャレンジできそうですよ。

一方で先ほどもお伝えした通り、1次産業では人手不足が深刻です。

朝早くから体を使う仕事が多いですが、収入は安定し、残業時間も少ないことが多いです。

職種によっては高収入を狙える仕事もありますが、その分リスクはつきもの(笑)

あまり人と関わらずコツコツ仕事をしてみたいのであれば農家や牧場がおすすめですよ。

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田舎で仕事をしながら貯金するコツ

田舎の仕事は給料が安いことが多いですが、それでも貯金をすることは十分可能です。

そのコツをお伝えしますね。

 

家賃を負担してくれる会社に勤める

1次産業によくあるのですが、独身寮や社宅を準備してくれる会社があります。

中には家具付きの部屋もあり、最低限の荷物だけで引っ越しできることも。

物件にもよりますがだいたい3万円くらいから、満足できる部屋に住めると思います。

僕が探したときは3食付きで3.5万円というすてきな社宅もありました(笑)

都会の家賃の半分以下になることも珍しくないので、求人募集ページはよく読んでみてください。

 

出費を減らす

田舎は店が少なかったり、店まで遠かったりするので、外に出ることが減ることが多いです。

さらに食材は都会よりも安いか、同じ金額でも量が倍になることもあるので食費は抑えられます。

また外食できるところも少ないので、外食費も減る方が多いです。

ですがネットショッピングが好きな方であれば今までと同じように出費がかさみますのでご注意ください。

ネットショッピングはどこに住んでいても関係ないですからね(笑)

 

ガソリン代や冬の光熱費に注意する

田舎は車が必須なのでガソリン代がめちゃくちゃかかります

ですのでエコカーに乗ったり、ガソリン代を安く支払う工夫をしたり、ガソリン代を支給してくれる会社で働く必要があります。

もちろん仕事中の社用車のガソリン代は会社が払ってくれますのでご心配なく。

また雪が降る地域では、冬の光熱費がとんでもないことになります。

僕が住む十勝では普段の電気代は5,000円ほどですが、冬になると15,000円以上に跳ね上がります(1DKの独身でオール電化の場合)。

なるべく暖房をつけないようにしたり温度を下げるなど節約したいのは山々ですが、最悪部屋で凍死する危険もありますのでここはケチれないかと(笑)

寒い地域の冬はいつも以上に光熱費が多くなりますのでご注意ください。

なので夏から秋にかけて時間を見つけて農業バイトなどを活用することをおすすめします。

冬に農業バイトをするのはかなり過酷ですから。

会社によっては冬の光熱費の一部を支給してくれるところもありますので、求人ページをよくチェックしてくださいね。

 

田舎で仕事をしたい人必見!!移住する前に知っておいてほしいこと3選のまとめ

いかがだったでしょうか。

田舎には仕事もありますし、給料もちゃんと出ます

そしてちょっと足りないときはバイトをしたりすればなんとかなります。

収入を増やすことも大事ですが、支出を減らすことも大事です。

今回の記事があなたの田舎に移住して仕事をするお役に立てれば嬉しいです。

この記事を書いた人
ふじけん

牧場webライターふじけん(藤井 健輔)

約2年半、発情・疾病・起立困難牛などの早期発見を支援する最新AI機器の運用サポートで北海道中の牧場(酪農家や肉牛農家)を担当。その数50牧場以上。

牧場スタッフと一緒に朝早くから夜遅くまで作業することも多く、現場の大変さや楽しさは身をもって経験。

200名以上の経営者や現場スタッフのリアルな悩みを見聞きしてきたので、人手不足の苦悩は痛いほどよくわかっている。

得意なことは応募者を惹きつける求人ページを書くこと、そして最新スマート農業機器を使い倒すこと。

現在は人手不足で困っている牧場と、牧場で働きたい人のマッチングに力を入れ、日々情報発信や現地体験ツアーに注力している。

2年半で北海道を9万キロ以上走破しているので、フットワークはもの凄く軽い。

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田舎で仕事をしたい
北海道の牧場専業ホームページ作成ライター・草食企画